「変数」の使い方です。
変数は「文字列」「数値」「論理値(true・false)」「null(何もない状態)」「配列」などを入れておくことができる「箱」のようなものです。
変数名は「$」ではじまり、英数字と「_」を利用できますが、「$」の直後は数字はダメというルールがあります。
変数に値を入れるには「=」を使用します。
変数に「文字列」「数値」「論理値」「null」「配列」を入れてechoで表示してみます。
<?php
$x = "こんにちは"; // 文字列
$y = 1; // 数値
$true = true; // 論理値
$false = false; // 論理値
$null = null; // null
$array = array(1, 2, 3); // 配列
echo $x."<br>";
echo $y."<br>";
echo $true."<br>";
echo $false."<br>";
echo $null."<br>";
echo $array."<br>";
?>
» 実行結果
変数$trueをechoで表示すると1が表示されていますね。
「trueは1でもある」ようです。しかし「trueは1」ではありません。
この違いが大きく出てしまう場合もあるので注意しましょう。
変数$falseと変数$nullをechoで表示してもなにも表示されていませんが、変数をより詳しく表示するvar_dumpを使えばその違いがわかります。
変数$arrayも配列の中身ではなくArrayと表示されてしまいますが、var_dumpを使用すれば配列の中身を確認することができます。
var_dumpについてはこちらの「var_dumpの使い方」をご覧ください。
配列についてはこちらの「配列(array)の使い方」をご覧ください。
※記述中にある「//」はコメントと呼ばれるもので、コメントについてはこちらの「コメントの使い方」をご覧ください。
尚、実行結果をわかりやすくするたに改行しましたが、変数と文字列・数字・変数などを連結するには「.」でつなぐ必要があります。
なので下記のようにするとエラーがでます。
<?php
echo $x$y;
?>
また、変数は何度も中身を入れ替えることができます。
<?php
$x = "おはようございます";
echo $x."<br>";
$x = "こんにちは";
echo $x."<br>";
$x = "こんばんは";
echo $x;
?>