「for」の使い方です。
前回の記事の「while」では、「繰り返し条件用の変数iの初期値の設定」「ループの条件」「変数iの加算」を別々に行っていましたが、forはこの3つを()の中にまとめて書くことができます。
<?php for($i = 1; $i <= 10; $i++){ echo $i."<br>\n"; } ?>
「繰り返し条件用の変数iの初期値の設定」「ループの条件」「変数iの加算」を()の中でセミコロン「;」で区切って書きます。
「$i = 1」「$i <= 10」の次に{}の中の処理を行った後に「$i++」を行うという点に注意してください。 whileより短い行数で書けるので個人的にforを好んでいます。(whileの方が適している処理もあります) また、配列の数を数える「count」を使うことで、下記のように配列の数分ループ処理を行うことなども可能です。
<?php $fruit = array("apple", "orange", "peach", "melon"); $count = count($fruit); for($i = 0; $i < $count; $i++){ echo $fruit[$i]."<br>\n"; } ?>
count($fruit)は4を返すので、変数iが4になるまでループを繰り返します。
添字(キー)は0から始まるので、$fruit[0]のapple・・・$fruit[3]のmelonまで表示し、変数iが4の場合処理を行わずにループを終了します。
但し、連想配列はforでは扱えませんので、「foreach」を使用する必要があります。