「改行、タブ(エスケープシーケンス)」の使い方です。
PHPの記述で改行しても、HTMLでは改行されません。
改行しない例です。
<?php echo "<p>改行の例です。</p>"; echo "<p>改行の例です。</p>"; ?>
» 実行結果
ソースを見るとわかりますが、HTMLでは改行されていません。
このままでは可読性を損ねますので改行します。改行は「\n」です。
<?php echo "<p>改行の例です。</p>\n"; echo "<p>改行の例です。</p>\n"; ?>
» 実行結果
見やすくなりましたね。
さらにタブ「\t」でインデントを付けてみます。
<?php echo "\t<p>改行の例です。</p>\n"; echo "\t<p>改行の例です。</p>\n"; ?>
無事インデントがつきました。
このように「\」(バックスラッシュ)プラス一文字で使える特殊な文字をエスケープシーケンスといいます。
エスケープシーケンスは、「’」(シングルクォーテーション)で囲まれていても展開されず、そのまま表示されてしまいますので必ず「”」(ダブルクォーテーション)で囲むようにしましょう。
<?php // 「'」(シングルクォーテーション)では展開せずそのまま表示されてしまいます。 echo '\t<p>改行の例です。</p>\n'; echo '\t<p>改行の例です。</p>\n'; ?>
他にも下記のようにPHPで使う記号をHTMLとして表示させるにはPHPの記述ではないと言う宣言をするために、「\」でエスケープする必要があります。
- 「¥¥」 ¥マーク
- 「¥$」 $マーク
- 「¥(」 左かっこ
- 「¥)」 右かっこ
- 「¥[」 左かっこ
- 「¥]」 右かっこ
- 「¥’」 シングルクォーテーション
- 「¥”」 ダブルクォーテーション
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